このページは一般的な医学情報の提供を目的としています。
手足のしびれ
手足のしびれ・感覚の異常について。高齢の方に多く、原因によって対応が大きく異なります。
このページは一般的な医学情報の提供を目的としています。
⚠ こんな場合は様子を見ず直ちに救急要請してください
- 片側の手足に急に力が入らなくなった、しびれが出た
- 顔の片側が下がる、うまく笑えない
- ろれつが回らない、言葉が出てこない・理解できない
- 普段と違う、突然の激しい頭痛を伴う
上記は脳卒中(脳梗塞・脳出血)のサインである可能性があります。症状が一時的に治まっても軽視せず、今すぐ救急要請(119番)してください。症状が始まった時刻(最後に普段通りだった時刻)を覚えておくことも重要です。
考えられる主な原因
症状から特定の疾患を断定するものではありません。複数の可能性を示しています。
脳卒中・一過性脳虚血発作(TIA)
片側の手足や顔のしびれ・脱力が急に起こる場合に疑われる、緊急性の高い原因です。症状が短時間で治まっても、将来の脳梗塞のサインであることがあります。
高齢の方に多く、しばらく歩くと足がしびれて、少し休むと楽になる(間欠性跛行)のが特徴的です。
頸椎症(頸椎の変形による神経の圧迫)
首から肩・腕にかけてのしびれとして現れることがあります。
糖尿病性神経障害
糖尿病の合併症として、両足の先から左右対称性のしびれ・感覚低下が起こることがあります。
手根管症候群
手首の神経が圧迫されることで、親指〜薬指にかけてのしびれが起こり、明け方に症状が強いことがあります。
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)
足の血流が悪くなることで、しびれ・冷感・歩行時の痛みが起こることがあります。
行う可能性のある検査
- 血液検査(採血)
- 心電図
これらの中から症状に応じて医師が判断します。
一般的な治療の考え方
- まず、脳卒中等の緊急性の高い原因がないかを問診・診察で見極めることを最優先します。
- 血液検査で糖尿病・ビタミン不足等の全身的な原因を確認し、原因に応じた治療(血糖コントロール等)を検討します。
- 腰部脊柱管狭窄症・頸椎症等が疑われる場合は、画像検査(MRI等)が可能な整形外科・脊椎専門の医療機関と連携します。
受診の目安
- しびれが続く場合、徐々に悪化する場合、歩ける距離が短くなってきた場合は受診をご検討ください。
- 片側の急なしびれ・脱力、顔のゆがみ、ろれつが回らない等がある場合は、様子を見ず直ちに救急要請してください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。症状が強い場合、急に悪化した場合、不安が続く場合は、様子を見ずに受診・ご相談ください。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
この記事の執筆・監修
