すり傷・ 切り傷・ 刺し傷などの ケガ (創傷)
日常生活で生じる切り傷・擦り傷・刺し傷・動物に咬まれた傷等の診療です。正しい初期対応が治りを左右します。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
包丁や転倒等による切り傷・擦り傷、釘やガラス等による刺し傷、動物に咬まれた傷など、日常でよく起こるケガ(創傷)です。傷の深さ・汚染の程度・異物の有無によって適切な処置が異なり、自己判断での消毒や様子見だけでは感染や治りの遅れにつながることがあります。特に刺し傷は見た目以上に深部まで達していたり異物が残っていたりすることがあり、注意が必要です。
検査方法
傷の深さ・汚染・異物の有無を診察で確認します。異物の残存や深部組織の損傷が疑われる場合は、画像検査(X線・超音波等)での評価を検討します。感染予防には水道水でしっかり洗浄することが有効とされており、必ずしも消毒薬が必要というわけではありません。
治療法
多くの単純な切り傷・擦り傷では、十分な洗浄を行ったうえで、創の状態に応じて創傷被覆材(傷を乾かさず治す保護材)や外用薬を使い分けます。基礎疾患がなく深い損傷を伴わない単純な傷では、感染予防目的の抗菌薬投与が必ずしも必要とは限らないとされていますが、受傷から時間が経った傷や汚染の強い傷(挫滅創等)では、十分な洗浄・処置のうえで縫合等の判断を行います。年齢・ワクチン接種歴・傷の状態によっては破傷風予防を検討します。動物に咬まれた傷は感染のリスクが高く、咬んだ動物の種類や状況によって対応(予防的な抗菌薬、狂犬病対策の要否等)が異なるため、慎重な評価が必要です。
💡 一口メモ
小さな傷でも、刺し傷・動物咬傷・汚れの強い傷・受傷から時間が経った傷は自己判断でのケアだけでは不十分なことがあります。ばんそうこうを貼って様子を見る前に、一度傷の状態を診せていただくことで、適切な洗浄・処置や感染予防ができ、きれいな治りにつながります。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
この記事の執筆・監修
