ピロリ菌感染 (胃炎・胃潰瘍との関連)
ヘリコバクター・ピロリという細菌の胃への感染で、慢性胃炎・胃潰瘍等のリスク要因として知られています。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
ヘリコバクター・ピロリという細菌の胃への感染で、慢性胃炎・胃潰瘍・胃がんのリスク要因として知られています。多くは幼少期に、井戸水や家族内の口移し等をきっかけに感染すると考えられており、感染していても自覚症状がないまま数十年経過することも珍しくありません。衛生環境の改善に伴い若い世代の感染率は下がっている一方、現在60代以上の世代では感染率が比較的高いとされ、これまで検査の機会がなかった方も少なくありません。
検査方法
血液検査(抗体)、経鼻内視鏡(胃カメラ)での観察・組織採取のほか、尿素呼気試験(検査用の薬を飲んで吐く息を調べる)や便中抗原検査(便を採取して調べる)等、複数の検査方法があります。検査の種類によって、除菌治療の前後で使えるもの・使えないものが異なるため、状況に応じて適した検査を選びます。
治療法
感染が確認された場合、除菌治療(胃酸を抑える薬+抗菌薬2種類を1週間内服)を検討することが多いです。1回目(一次除菌)・2回目(二次除菌)までは保険診療で受けていただけますが、一次・二次とも不成功だった場合に行う3回目(三次除菌)は自費診療となります。除菌成功率には個人差があり、服薬を自己判断で中断すると不成功につながりやすいため、決められた期間しっかり飲み切ることが大切です。除菌が成功したかどうかは、服薬終了から一定期間を空けたうえで、尿素呼気試験や便中抗原検査で確認します(抗体検査は除菌後も陽性が続くことがあるため確認には使えません)。
💡 一口メモ
除菌治療が成功しても胃がんのリスクがゼロになるわけではないため、除菌後も定期的な胃カメラ検査が勧められることがあります。また、ご家族内で感染が広がっているケースもあるため、ご本人の感染が分かった際には、同居されているご家族の検査についてもあわせてご相談いただけます。
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※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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