現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
女性の健康

緊急避妊薬(アフターピル)

時間が大切です。ためらわず、できるだけ早くご相談ください

避妊に失敗した、避妊ができなかったときに、妊娠の可能性を下げるためのお薬です。当院では2種類のお薬をご用意しています。性交後72時間以内なら、国内で承認されているレボノルゲストレル、72時間を過ぎて120時間(5日)以内なら、ウリプリスタル酢酸エステル(日本では未承認)が主な選択肢です。どちらも1回内服し、早く飲むほど効果が高いとされ、100%妊娠を防げるものではありません。内診はなく、プライバシーに配慮して対応します。

このページは自費診療(公的医療保険の適用外・全額自己負担)メニューのご紹介であり、効果を保証するものではありません。治療の可否・内容は、診察のうえ医師が個別に判断します。

この治療の特徴

  • レボノルゲストレル(1.5mg・国内承認):性交後72時間以内に1回内服
  • ウリプリスタル酢酸エステル(30mg・日本では未承認):性交後120時間(5日)以内に1回内服
  • 飲むまでの時間、授乳中かどうか、ふだん使っているお薬などから、医師がどちらが合うかご説明します
  • 内診(下着を脱いでの診察)はありません
  • Web問診で事前に入力いただけるので、受付で内容をお話しいただかなくても済むよう配慮します(開院後)
  • 次の生理の状況によって、妊娠検査のタイミングをご案内します

こんな方におすすめです

  • 避妊に失敗した、避妊ができなかった方(性交後72時間以内はどちらのお薬も、72〜120時間はウリプリスタル酢酸エステル)

治療の流れ

  1. ① 問診

    性交の日時、最後の生理、持病・内服中のお薬(胃薬を含む)、授乳中かどうか、ふだんの避妊方法などを確認します。

  2. ② お薬の選択と内服

    どちらのお薬が合うかをご説明し、処方します。処方後、できるだけ早く内服してください。院内でその場で内服いただくこともできます。

  3. ③ その後

    次の生理が予定より1週間以上遅れる場合や、出血がいつもより少ない・短い場合は、妊娠検査をおすすめします。性交から3週間たてば、市販の妊娠検査薬でも確認できます。強い下腹部の痛みがある場合は、早めに受診してください。

⚠️ 主なリスク・副作用

どちらのお薬も、頭痛・吐き気・腹痛・だるさ・不正出血・生理の時期のずれなどが起こることがあります。100%妊娠を防げるものではなく、すでに成立している妊娠には効果がありません。性感染症を防ぐ効果もありません。お薬を飲んだ後も、次の生理が来るまでの性交では妊娠する可能性があります。その間はコンドームなどで確実に避妊してください。てんかん・結核・HIVの薬、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含むサプリメントなどを、この4週間以内に使った方は、効果が弱まるため別の方法をご案内します。服用中のお薬は必ずお知らせください。【レボノルゲストレル】内服後2時間以内に吐いてしまった場合は、効果が得られない可能性があるため、ご相談ください。【ウリプリスタル酢酸エステル】内服後3時間以内に吐いてしまった場合は、ご相談ください。胃酸を抑える薬(胃薬)で効果が弱まることがあります。授乳中の方は、内服後1週間は授乳を控え、その間は搾乳した母乳を捨ててください(授乳を控えにくい方は、レボノルゲストレルをおすすめします)。低用量ピルなどのホルモン剤は、内服後5日間は飲み始めない(再開しない)でください。再開後も、そのお薬の避妊効果が出るまで(低用量ピルではふつう7日間)はコンドームで避妊してください。この1週間以内にピルやレボノルゲストレルを飲んだ方は、効果が弱まることがあるため、必ずお知らせください。飲み薬のステロイドで治療している重い喘息の方、重い肝臓の病気がある方は、使用できない場合があります。

未承認医薬品等・適応外使用について

【レボノルゲストレル】国内で承認されている医薬品を、保険適用外の自由診療として処方します(未承認医薬品ではありません)。【ウリプリスタル酢酸エステル】ウリプリスタル酢酸エステル(30mg)は、日本国内では承認されていない医薬品(未承認医薬品)です。国内で承認されている同じ成分の医薬品はありません。同じ目的で国内で承認されているお薬として、レボノルゲストレル製剤(性交後72時間以内に内服)があり、当院でも処方できます(薬局でも購入できます)。入手経路:当院の医師が、医薬品医療機器等法に基づく輸入確認の手続きを行い、診療に用いる目的で海外から個人輸入したものです。個人輸入の医薬品については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご確認ください。ウリプリスタル酢酸エステル(30mg)は、欧州連合(欧州医薬品庁、2009年)、米国(食品医薬品局、2010年)などで緊急避妊薬として承認されています。主な副作用は頭痛・吐き気・腹痛・生理の乱れなどで、まれに発疹・顔のむくみなどのアレルギー反応が報告されています。同じ成分で子宮筋腫の治療のために長期間使う製剤では重い肝障害が報告されましたが、欧州医薬品庁は、緊急避妊のための1回の使用ではこの懸念はないと評価しています。国内で承認されていないため、重い副作用が起きた場合に、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

望まない性行為の被害にあわれた方へ

あなたは悪くありません。性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891、通話無料)や、警察の相談窓口(#8103)にご相談いただくと、緊急避妊のお薬や検査の費用の公費負担、証拠の保全、心のケアなどの支援を受けられる場合があります。当院にお越しいただいた場合も、お薬の処方とあわせて相談先をご案内します。被害についてどこまで話すかは、ご自身で決めていただいて構いません。

よくあるご質問

Q. 120時間(5日)を過ぎてしまいました。

A. 当院のお薬は、いちばん長いものでも120時間以内に飲む必要があります。過ぎてしまった場合でも、婦人科で子宮内に器具を入れる方法が選べることがあるため、早めにご相談ください。婦人科をご紹介します。

Q. どちらのお薬になりますか?

A. 性交後72時間以内なら、国内で承認されているレボノルゲストレルが基本です。72時間を過ぎて120時間以内の場合は、ウリプリスタル酢酸エステル(日本では未承認)をご提案します。授乳中の方、ピルを使っている方などは、お薬によって注意点が違うため、問診で確認してご説明します。

Q. 当院が休診のときは?

A. できるだけ早い内服が大切です。当院が休診の場合は、ほかの医療機関のほか、緊急避妊薬を扱う薬局でも購入できます。取り扱い薬局は、厚生労働省のホームページで探すことができます。当院の受付は平日のみで、土曜・日曜・祝日は休診です。

Q. 男性の医師に相談するのは気が引けるのですが…

A. 緊急避妊のお薬の処方に、内診(下着を脱いでの診察)はありません。Web問診で事前に入力いただくこともでき、ほかの患者さんに内容が聞こえないよう配慮します。

※ 本ページの内容は一般的な情報提供を目的としており、効果には個人差があります。料金は現時点の参考価格であり、開院前に正式決定いたします。主なリスク・副作用は診察時に医師より個別にご説明します。

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