現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
内科系

感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)

嘔吐・下痢を引き起こすウイルス性の胃腸炎です。治療の中心は脱水を防ぐことで、ご家庭でのケアの仕方が回復を左右します。

このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。

病態

ノロウイルス・ロタウイルス等のウイルス感染によって起こる胃腸炎で、嘔吐から始まり、続いて水のような下痢が数日間続くのが典型的な経過です。ノロウイルスは年間を通じて、特に冬場に全年齢層で流行しやすく、ロタウイルスは白っぽく激しい水様便が特徴とされ、乳幼児に多く見られます。感染力が非常に強く、吐物・便はもちろん、わずかなウイルス量でも手指や物の表面を介して次々と感染が広がるため、家庭内や保育園・幼稚園で集団発生しやすい点が特徴です。

検査方法

症状の経過から診断することが多く、必要に応じて迅速抗原検査(便を用いた検査)で原因ウイルスを確認することがあります。重症度評価のため、脱水の程度(口の渇き、尿の回数、活気の有無等)を診察で確認します。

治療法

ウイルスそのものに効く薬はなく、治療の中心は脱水を防ぐことです。経口補水液(OS-1等の低浸透圧タイプ)を少量ずつ、こまめに飲ませることで、多くは自宅でのケアで乗り切ることができます。母乳は中止せずに続け、離乳食や普段の食事も、吐き気が落ち着けば早めに再開することが勧められています。嘔吐が激しく水分がまったく摂れない、ぐったりして元気がない、尿が半日以上出ない等、脱水が疑われる場合は、点滴による治療が必要になることがあり、速やかにご相談ください。

💡 一口メモ

「下痢止めを使えば早く治る」と考えがちですが、小児のウイルス性胃腸炎では下痢止めの使用はむしろ推奨されていません(ウイルスの排出を遅らせる可能性があるため)。水分を少しずつ、頻回に与えることが回復への一番の近道です。また、嘔吐物・便の処理時の手洗い・消毒(アルコールでは効きにくく、塩素系消毒薬が有効)を徹底することが、家庭内や集団での感染拡大を防ぐ鍵になります。

※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。

当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。

この記事の執筆・監修

野

木花のむら総合診療所 院長 野村 信介

防衛医科大学校卒/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本医師会認定健康スポーツ医

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