甲状腺疾患
甲状腺の働きが過剰または不足することで、全身にさまざまな症状が出ることがあります。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
甲状腺の働きが過剰(機能亢進)または不足(機能低下)することで、全身にさまざまな症状が出ることがあります。バセドウ病・橋本病が代表的ですが、他の原因もあり、血液検査による鑑別が必要です。
検査方法
血液検査(甲状腺ホルモン・甲状腺自己抗体等)、頸部の視診・触診に加え、頸部エコーも院内で行います。
治療法
良性の甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病等)については、原因に応じた内服治療(抗甲状腺薬・甲状腺ホルモン補充等)により、当院でしっかりと経過をコントロールしていきます。悪性(甲状腺がん)が疑われる所見がある場合には、精密検査・治療のため専門医療機関へご紹介します。
💡 一口メモ
倦怠感・体重の変化・動悸などは甲状腺以外の原因でも起こるため、血液検査での確認が診断の第一歩になることが多いです。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症の代表例)
病態
甲状腺が過剰にホルモンを分泌し、頻脈・体重減少・多汗・手の震え等が起こりやすくなります。
検査方法
血液検査(甲状腺ホルモン・TRAb等)、心電図(頻脈の評価)。
治療法
代表的な治療選択肢として、抗甲状腺薬(MMI〔チアマゾール〕・PTU〔プロピルチオウラシル〕)による内服治療、ヨウ化カリウム(無機ヨード製剤)による治療、手術(甲状腺亜全摘)などがあります。どの治療法が適しているかは、重症度・副作用の有無・挙児希望の有無・ライフスタイル等によって個人差があり、当院で経過を見ながら選択・調整していきます。
💡 一口メモ
症状が「ストレス」や「更年期」と見分けにくいことがあり、血液検査ではじめて気づかれる場合もあります。
橋本病(慢性甲状腺炎・甲状腺機能低下の代表例)
病態
甲状腺への慢性的な自己免疫性の炎症により、機能が低下することがあります。むくみ・体重増加・倦怠感・徐脈等が起こりやすくなります。
検査方法
血液検査(甲状腺ホルモン・抗TPO抗体等)。
治療法
機能低下がある場合は甲状腺ホルモン補充療法を検討することが多いです。機能が保たれている場合は経過観察となることもあります。
💡 一口メモ
橋本病という診断自体が必ずしも治療を要するわけではなく、ホルモン値次第で経過観察のこともあります。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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