溶連菌感染症 (A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)
強いのどの痛みと発熱を起こす細菌感染症です。抗菌薬での治療が必要で、きちんと治療すれば合併症を予防できます。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)という細菌の感染により、急な発熱・強いのどの痛みを起こす病気です。学童期(5〜15歳頃)の子どもに多いですが、大人にもみられます。イチゴ舌(舌の表面がイチゴのようにブツブツする)や、かゆみを伴う発疹を伴うことがあり、咳や鼻水が目立たないのもかぜとの違いのひとつです。3歳以下の乳幼児では、典型的なのどの痛みより鼻炎症状・不機嫌・食欲不振として現れることもあります。
検査方法
迅速抗原検査(のどを綿棒でこすって調べる検査)で診断でき、当院でも実施可能です。
治療法
抗菌薬(ペニシリン系が第一選択)による治療を行います。症状が良くなっても、指示された日数(通常10日間程度)はきちんと飲み切ることが重要です。治療が不十分だと、数週間後に急性糸球体腎炎やリウマチ熱といった合併症を起こすリスクがあるためです。
💡 一口メモ
「熱が下がったから」と自己判断で薬をやめてしまうと、合併症の予防効果が十分に得られないことがあります。きょうだい・ご家族内でうつりやすい感染症でもあるため、家庭内での感染対策もあわせて心がけていただくと安心です。
出典
- JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会「JAID/JSC感染症治療ガイド2019」
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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