睡眠時無呼吸症候群 (SAS)
睡眠中に呼吸が止まる・浅くなることを繰り返す状態です。肥満のある方に多く、高血圧や生活習慣病、居眠り運転のリスクとも関係します。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
睡眠中に上気道(のど)が狭くなったり塞がったりすることで、無呼吸・低呼吸を繰り返す状態です。最大の原因は肥満で、首まわりに脂肪が付くことで気道が狭くなりやすくなりますが、顎が小さい・扁桃が大きいなど、やせ型の方でも起こります。いびき・日中の強い眠気・起床時の頭痛・夜間の頻尿などが代表的なサインですが、自分では気づきにくく、同居するご家族からの「呼吸が止まっている」という指摘がきっかけで受診される方が多い疾患です。また、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病や、将来的な心血管疾患のリスクとも関連することがわかっています。
検査方法
問診(いびき・無呼吸の指摘・日中の眠気の程度等)に加え、簡易検査(当院の対応範囲内)でおおよその重症度を評価します。簡易検査で中等症以上が疑われる場合や、より正確な診断が必要な場合は、確定診断のための終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を実施できる専門医療機関と連携します。
治療法
軽症では、減量・禁酒・横向きで寝る等の生活習慣の改善が中心となります。中等症以上では、CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)という、眠っている間に鼻マスクから空気を送り込んで気道の閉塞を防ぐ治療が標準的です。CPAPは毎晩一定時間以上使い続けることで、日中の眠気の改善だけでなく、血圧や心血管疾患のリスクの低下も期待できるとされています。自己判断で使用を中断すると数日で症状がもとに戻ってしまうため、根気よく治療を継続することが大切です。当院では呼吸器内科・内科の診療の範囲内で評価・導入後のフォローを行います。
💡 一口メモ
いびきや日中の眠気は「体質」と見過ごされがちですが、SASは居眠り運転などの事故リスクにもつながる疾患です。家族から呼吸の止まりを指摘された、運転中に強い眠気を感じる、といった場合は早めにご相談ください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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