マイコプラズマ肺炎
しつこい乾いた咳が長引くことが特徴の肺炎です。数年おきに流行し、学童期の子どもから若い世代に多くみられます。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
マイコプラズマという、細菌とウイルスの中間的な性質を持つ病原体による肺炎です。学童期〜若い世代に多く、発熱に続いて、しつこい乾いた咳が長期間(数週間に及ぶことも)続くのが特徴です。聴診や胸部X線所見の割には本人の症状が比較的軽いことがある(「歩く肺炎」と呼ばれることもある)のも特徴的ですが、重症化することもあります。数年おきに流行することが知られています。
検査方法
問診・診察に加え、胸部X線検査で肺炎の有無を確認します。迅速抗原検査や血液検査(抗体価)で原因病原体を確認することもあります。
治療法
マイコプラズマには一般的な肺炎で使われるペニシリン系抗菌薬が効かないという特徴があり、マクロライド系等の専用の抗菌薬を使用します。一部のマイコプラズマは薬剤耐性(効きにくい菌)が増えていることも知られており、治療開始後の経過を見ながら薬剤を調整することがあります。
💡 一口メモ
「咳止めを飲んでも長引く乾いた咳」が続く場合は、マイコプラズマ肺炎の可能性があります。一般的なかぜ薬や通常の抗菌薬では改善しにくいため、咳が2週間以上続く、周囲で流行している等の場合は、一度ご相談ください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
この記事の執筆・監修
