脂肪腫
皮下にできる軟部腫瘍の中で最も頻度の高い良性のしこりです。柔らかく痛みのないことが多いですが、見た目だけで他の病気と区別がつかないこともあります。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
脂肪腫は、皮下にできる軟部組織の腫瘍の中で最も頻度の高い良性のできものです。成熟した脂肪細胞が薄い被膜に包まれてできる柔らかいしこりで、多くはゆっくりと大きくなり、痛みを伴わないことがほとんどです。背中・肩・首まわりなど体幹に近い部位にできやすく、40〜50歳代や女性、肥満のある方にやや多いとされています。皮膚がドーム状に盛り上がり、押すと柔らかく動く塊として触れるのが特徴です。
検査方法
視診・触診に加えて、体表超音波(エコー)検査で深さや広がりを評価します。必要に応じてCT・MRIで性状を確認することもあります。まれに、画像だけでは悪性の脂肪肉腫との区別が難しいケースがあるため、急速に大きくなる・硬さがある・サイズが大きい等の所見がある場合は、摘出して組織を調べることをお勧めすることがあります。
治療法
根本的な治療は手術による摘出です。腫瘍の大きさに合わせて皮膚を切開し、周囲の組織や被膜を傷つけないよう丁寧に剥がして摘出します。摘出後は出血が溜まらないよう十分に止血し、大きさに応じてドレーン(排液管)を一時的に留置して圧迫固定することもあります。症状がなく小さいものは経過観察でも問題ありませんが、ご希望やサイズ・部位に応じて日帰り手術での摘出を相談しながら決めていきます。
💡 一口メモ
摘出後の再発はまれとされており、きちんと取りきれば根本的な解決になります。急に大きくなった・硬くなった・動きにくくなった等の変化がある場合は、念のため一度ご相談ください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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