変形性膝関節症
「階段の上り下りで膝が痛む」「正座がつらい」。加齢とともに増える膝の痛みは、早期の対策で進行を遅らせられます。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
膝関節のクッションの役割をする軟骨が、加齢や使い過ぎ等によってすり減ることで、関節の変形・炎症を起こし、痛みや動かしにくさが生じる病気です。立ち上がりや歩き始め、階段の上り下りで痛むことが多く、進行すると安静時にも痛む、正座ができない、O脚に変形する等の症状が強くなります。女性・肥満の方・O脚傾向のある方に多いとされ、加齢とともに頻度が高まる、非常にありふれた病気です。
検査方法
X線(レントゲン)検査で、関節の隙間の狭さ・骨の変形の程度を評価し、進行度を確認します。
治療法
体重管理・大腿四頭筋等を鍛える運動療法が治療の土台となり、痛みが強い場合は消炎鎮痛薬(内服・外用)やヒアルロン酸等の関節内注射を併用します。サポーターや杖等の装具で膝への負担を減らすことも有効です。保存的治療で改善が乏しい、生活への支障が大きい場合には、人工関節手術等の専門的な治療が可能な整形外科へご紹介します。
💡 一口メモ
「年だから仕方がない」と痛みを我慢して動かさずにいると、筋力がさらに落ちて悪循環になることがあります。体重を1kg減らすと、歩行時に膝にかかる負担は数kg分軽減されるとされており、体重管理そのものが有効な治療です。痛みがあるからと全く動かないのではなく、痛みに応じた適度な運動を続けることが、進行を遅らせるコツです。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
この記事の執筆・監修
