現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
内科系

虚血性腸炎

大腸の血流が一時的に不足することで炎症や潰瘍が起こる病気で、便秘がちな中高年の方に起こりやすいとされています。

このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。

病態

大腸の血流が何らかの原因で一時的に不足(虚血)することで、粘膜に炎症や潰瘍が生じる病気です。動脈硬化等による血管側の要因に加え、便秘・下剤の使用・強いいきみ等による腸管内圧の上昇が誘因となることが知られています。左側の腹痛(左下腹部〜左側腹部)に続いて、下痢や血便が起こるという経過が典型的です。経過により、一過性型(多くはこのタイプで自然に軽快)・狭窄型・壊疽型の3つに分類され、壊疽型は腸管が壊死し緊急手術が必要となる重篤なタイプです。

検査方法

問診・診察に加え、CT検査が初期診断に重要で、左側大腸の区域性の炎症として特徴的な所見が見られます。必要に応じて大腸内視鏡検査で病変を直接観察することもあります。

治療法

多くを占める一過性型では、腸管を休める(絶食・点滴)保存的治療で自然に軽快することがほとんどで、症状の改善を確認しながら段階的に食事を再開していきます。狭窄型では、症状に応じて内視鏡治療や待機的な手術を検討することがあり、壊疽型(腸管の壊死を伴うタイプ)は緊急手術が必要な重篤な状態です。再発率は一定程度あるとされ、便秘の管理が再発予防の観点からも重要です。

💡 一口メモ

中高年の方で便秘気味の方に起こりやすい病気です。急な左側の腹痛に下痢や血便が続く場合は、痔からの出血等と自己判断せず、早めにご相談ください。多くは保存的治療で軽快しますが、まれに緊急手術が必要な重症型もあるため、早期の評価が大切です。

※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。

当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。

この記事の執筆・監修

野

木花のむら総合診療所 院長 野村 信介

防衛医科大学校卒/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本医師会認定健康スポーツ医

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