口唇ヘルペス (単純ヘルペス)
唇や口の周りに水ぶくれを繰り返す、単純ヘルペスウイルスの感染症です。早めの治療開始が症状の軽減につながります。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
単純ヘルペスウイルス(HSV-1)の感染によって、唇やその周囲に小さな水ぶくれ(水疱)がまとまって出現し、ピリピリ・チクチクした違和感を伴うことが多い病気です。一度感染すると、ウイルスは症状が治まった後も神経の中に潜み続け、疲労・発熱・紫外線・ストレス等をきっかけに再発を繰り返すことが知られています。再発前には、水疱が出る前にピリピリ感等の前兆(予兆)を感じる方が多く、この段階での対応が重要です。
検査方法
多くは視診で診断できます。診断が難しい場合や繰り返す場合には、病変からのウイルス検査を検討することもあります。
治療法
抗ウイルス薬(内服・外用)による治療が基本です。重要なのは治療を開始するタイミングで、水疱が出てからではなく、ピリピリ感等の前兆を感じた時点でできるだけ早く治療を開始することで、症状の程度や期間を抑えられることが分かっています。繰り返す方には、あらかじめ処方された薬を前兆の時点でご自身の判断で飲み始める治療法を選択肢としてご案内することもあります。
💡 一口メモ
「またいつもの口唇ヘルペスだから」と我慢して様子を見ていると、治療の効果が得にくくなることがあります。前兆を感じた段階ですぐに使えるよう、あらかじめ薬を用意しておくことが、症状を軽く早く終わらせるコツです。繰り返す頻度が高い方は、一度ご相談ください。
出典
- 日本皮膚科学会の単純疱疹診療方針(予兆期からの早期治療開始=PIT療法等)に基づく
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
この記事の執筆・監修
