脂肪肝 (NAFLD/NASH)
健診の「肝機能異常」「脂肪肝」の指摘、実は放っておくと肝硬変・肝がんにまで進むことがある病気です。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
肝臓に脂肪が過剰に蓄積した状態を脂肪肝といい、お酒をあまり飲まない方に起こる「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」が代表的です。肥満・糖尿病・脂質異常症等の生活習慣病を背景に持つ方に多く、健診の肝機能(AST・ALT・γ-GTP)異常やエコーでの脂肪肝の指摘をきっかけに見つかることがほとんどで、自覚症状はほとんどありません。多くは経過が穏やかですが、一部は「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」という、肝臓に炎症・線維化が進むタイプに移行し、放置すると肝硬変・肝がんにまで進行することがある点が重要です。
検査方法
血液検査(肝機能・血糖・脂質等)、腹部エコーで評価します。線維化(肝臓の硬さ)の進行度を推定するための血液検査の指標(FIB-4インデックス等)を組み合わせることで、精密検査が必要かどうかを院内である程度絞り込むことができます。
治療法
治療の基本は生活習慣の改善で、体重の7%以上の減量が肝臓の状態の改善に有効とされています。食事内容の見直し・運動習慣・糖尿病や脂質異常症等の併存疾患のコントロールを並行して行います。線維化が進んでいる、NASHが疑われる等の場合は、専門的な評価(肝生検等)が可能な医療機関へご紹介することがあります。
💡 一口メモ
「脂肪肝は痛くも痒くもないから」と健診結果を放置してしまう方は少なくありませんが、自覚症状がないまま静かに進行するのがこの病気の怖さです。健診で生活習慣病を指摘されたという方は、脂肪肝もあわせて確認すると、生活改善のモチベーションにもつながります。体重管理は、高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症にも共通して効果があるため、当院の食事指導もあわせてご活用ください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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