現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
内科系

蜂窩織炎

足や手の皮膚が赤く腫れて熱を持ち、範囲がじわじわ広がっていく感染症です。放置すると重症化することがあり、早めの治療が重要です。

このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。

病態

皮膚の小さな傷・虫刺され・水虫(足白癬)による皮膚のひび割れ等から細菌(主に溶血性レンサ球菌・黄色ブドウ球菌)が皮膚の深い層(真皮・皮下組織)に入り込んで起こる感染症です。足のすね・甲、手等に起こりやすく、赤み・腫れ・熱感・痛みが、境目がはっきりしないまま周囲にじわじわ広がっていくのが特徴です。発熱や倦怠感等の全身症状を伴うことも多く、糖尿病や血流障害(むくみやすい・リンパの流れが悪い等)がある方は重症化しやすいとされています。放置すると、感染が血液に及ぶ(敗血症)等、全身に影響が広がることがあり、早期の治療開始が重要です。

検査方法

皮疹の広がり方・範囲・熱感等を診察で評価し、血液検査で炎症反応(白血球数・CRP等)を確認します。重症度や広がりの評価のため、患部にペンで印をつけて範囲の変化を記録することもあります。

治療法

抗菌薬治療が基本で、原因菌(溶血性レンサ球菌・黄色ブドウ球菌)に効果のある抗菌薬を、内服または点滴で投与します。軽症〜中等症は外来での内服治療・経過観察が可能なことが多いですが、範囲が広い、発熱が強い、糖尿病等の基礎疾患がある、治療を始めても改善しない等の場合は、点滴治療や入院治療が可能な医療機関と連携します。患部を心臓より高い位置に上げて安静にすることも、腫れを引かせるために有効です。

💡 一口メモ

「虫刺されがひどくなっただけ」「ただのむくみ」と様子を見ているうちに、範囲がどんどん広がってしまうことがよくあります。赤みの範囲を写真に撮っておくと、広がっているかどうかの判断に役立ちます。足の水虫(足白癬)を治療せずに放置していると、そこから細菌が入り蜂窩織炎を繰り返すことがあるため、水虫の治療も蜂窩織炎の予防として大切です。発熱を伴う、範囲が急速に広がる場合は、様子を見過ぎずに早めにご相談ください。

出典

  • 日本感染症学会・日本化学療法学会「JAID/JSC感染症治療ガイド2019」

※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。

当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。

この記事の執筆・監修

野

木花のむら総合診療所 院長 野村 信介

防衛医科大学校卒/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本医師会認定健康スポーツ医

院長紹介を見る

開院情報を、いち早くお届けします

2027年10月1日の開院に向けて、準備状況・内覧会情報・予約開始のお知らせを、LINE公式アカウントでご連絡します。

LINE で登録する