熱傷 (やけど)
皮膚が熱によって損傷を受けた状態です。深さ・範囲によって治療方針が大きく異なり、重症度の見極めが大切です。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
熱傷(やけど)は、熱によって皮膚やその奥の組織が損傷を受けた状態です。損傷の深さにより、表皮にとどまる「I度」、水疱(水ぶくれ)ができる「浅達性II度」「深達性II度」、皮膚が全層にわたって損傷する「III度」に分類され、深さによって治りやすさ・痕の残りやすさが大きく異なります。重症度は深さに加えて、熱傷の範囲(体表面積に占める割合)によって判断され、顔面・手・関節部・会陰部等、機能的・美容的に重要な部位の熱傷は、範囲が狭くても慎重な評価が必要です。
検査方法
視診による深さ・範囲の評価が基本です。受傷直後は深さの判定が難しいことも多く、数日かけて評価を見直すことがあります。範囲が広い場合や全身状態への影響が懸念される場合は、血液検査等で全身状態を評価することもあります。
治療法
軽症〜中等症の熱傷(I度、範囲の限られたII度等)に対しては、当院の外科専門医(消化器外科専門医)が、創傷被覆材や外用薬を用いた処置を行います。受傷直後は流水での冷却(目安15〜30分程度)が症状の悪化を抑えるために重要とされており、水疱(水ぶくれ)は感染予防の観点から基本的には破らずに保護することが勧められています。一方で、熱傷面積が体表面積の一定割合を超える広範囲熱傷、顔面・気道熱傷が疑われるもの、深達性II度を超える深い熱傷、電撃傷・化学熱傷、小児や高齢の方の重症例等は、熱傷専門施設での全身管理が必要と判断し、速やかに連携医療機関へご紹介します。
💡 一口メモ
「このくらいなら家で様子を見よう」と自己判断して受診が遅れると、深さの見極めが遅れ、治りが悪くなることがあります。範囲が広い、水ぶくれが大きい、痛みが強い等、気になる場合はまずは一度ご来院ください。当院で対応できる範囲かどうかも含めて、診察のうえご説明します。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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