前立腺肥大症
夜間のトイレが増えた、尿の勢いが弱くなった…。中高年男性の多くが経験する、治療の選択肢が豊富な病気です。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
加齢に伴い、膀胱の出口近くにある前立腺が大きくなることで、尿の通り道が狭くなり、排尿にまつわるさまざまな症状(下部尿路症状)が起こる病気です。夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)、尿の勢いが弱い、尿が出きるまでに時間がかかる、排尿後も残尿感がある等の症状が代表的で、60歳以上の男性の多くに何らかの症状がみられる、非常に頻度の高い病気です。進行すると、尿が完全に出なくなる「尿閉」を起こすこともあります。
検査方法
国際前立腺症状スコア(IPSS)という問診票で症状の重症度を評価し、腹部エコーで前立腺の大きさ・残尿量を確認します。前立腺がんとの鑑別のため、血液検査(PSA)もあわせて行うことが一般的です。
治療法
内服薬治療(α1遮断薬、5α還元酵素阻害薬等)が基本で、多くの方は薬物治療で症状がコントロールできます。前立腺の過活動膀胱症状を伴う場合は、過活動膀胱の治療薬を併用することもあります。薬物治療で改善が乏しい場合や、尿閉を繰り返す場合には、手術治療(内視鏡的前立腺切除術等)が可能な専門医療機関へご紹介します。
💡 一口メモ
「年のせいだから仕方がない」と夜間のトイレの回数の増加を我慢している方が多い病気ですが、放置して進行すると尿閉等のトラブルにつながることがあります。IPSSという問診票だけでも、ご自身の症状の重症度がある程度分かるので、「夜中に2回以上トイレに起きる」「尿の勢いが弱くなった」と感じたら、一度ご相談ください。治療の選択肢が豊富にある病気なので、我慢せず相談いただくことが、生活の質の向上につながります。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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