現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
内科系

細菌性食中毒(カンピロバクター・サルモネラ・腸管出血性大腸菌等)

鶏肉の生焼け、加熱不十分な卵料理…。ウイルス性とは原因も症状の出方も異なる、食事が原因の感染症です。

このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。

病態

カンピロバクター・サルモネラ・腸管出血性大腸菌(O157等)等の細菌による胃腸炎で、加熱不十分な鶏肉・卵・牛肉等を介して感染することが多く、ウイルス性胃腸炎(ノロ・ロタウイルス)とは原因も症状の出方も異なります。カンピロバクターは鶏肉の生食・加熱不十分が主な原因で、潜伏期間が2〜7日とやや長いのが特徴です。サルモネラは加熱不十分な卵・食肉が原因となりやすく、腸管出血性大腸菌(O157等)は、水様便に続いて血便を伴う激しい腹痛を起こすことがあります。まれに、カンピロバクター感染の数週間後に手足の麻痺を来す「ギラン・バレー症候群」、腸管出血性大腸菌感染後に「溶血性尿毒症症候群(HUS)」という重い合併症を起こすことがあります。

検査方法

便培養検査で原因菌を確認することがあります。血便や高熱を伴う場合は、重症度評価のため血液検査を行います。

治療法

多くは、水分補給を中心とした対症療法で自然に軽快します。腸管出血性大腸菌感染症では、下痢止めの使用がかえって症状を悪化させる(毒素の排出を妨げる)ことがあるため使用を避ける等、原因菌によって対応が異なる点が重要です。重症例や血便を伴う場合、合併症が疑われる場合には、入院治療が可能な医療機関と連携します。

💡 一口メモ

「お腹の風邪」とまとめて考えがちですが、原因が細菌かウイルスかで注意点が異なるため、血便がある、高熱が続く、症状が重い場合は自己判断で様子を見ず受診してください。予防の基本は、お肉の中心までしっかり加熱すること(中心温度75℃で1分以上)、生肉を扱った後の手洗い、調理器具の使い分けです。バーベキューや焼肉の季節は特にご注意ください。

出典

  • 厚生労働省・自治体衛生部門による食中毒予防啓発情報(カンピロバクター・サルモネラ・腸管出血性大腸菌等)

※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。

当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。

この記事の執筆・監修

野

木花のむら総合診療所 院長 野村 信介

防衛医科大学校卒/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本医師会認定健康スポーツ医

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