現在は建設準備中です。ご予約の受付は開院前に開始予定です(2027年10月1日開院予定)。

木花のむら総合診療所内科・外科・小児科
外科系

粉瘤

皮膚の下に袋状の構造ができ、老廃物が少しずつ溜まっていく良性のできものです。自然に消えることはなく、放置すると大きくなったり感染したりします。

このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。

病態

粉瘤(アテローム)は、皮膚の表面の組織が皮膚の下に入り込んで袋状になり、本来なら垢として剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が袋の中に少しずつ蓄積していく良性のできものです。背中・首筋・顔・耳たぶなどにできやすく、よく見ると表面中央に小さな黒い点(開口部)があるのが特徴です。脂肪のかたまりと誤解されがちですが、脂肪組織ではなく皮膚の老廃物の塊です。放置すると徐々に大きくなるほか、細菌感染を起こすと急に腫れて赤く痛み、独特のにおいを伴う内容物が出てくることもあります。

検査方法

視診・触診で診断できることがほとんどです。他のできもの(脂肪腫等)との区別が必要な場合や、大きさ・深さの評価が必要な場合には体表超音波を用いることがあります。

治療法

感染していない場合は、日帰り手術での摘出が根本的な治療になります。傷が目立ちにくいよう、しわの向きに沿った紡錘形の切開で袋ごと摘出する方法のほか、開口部を小さくくり抜いて内容物を出してから袋を引き出す方法(くり抜き法)もあり、部位や大きさに応じて相談しながら決めていきます。すでに感染して赤く腫れている場合は、まず抗菌薬等で炎症を落ち着かせたり、切開して膿を出す処置を行ったりしたうえで、改善後に時期をあらためて摘出することが一般的です。

💡 一口メモ

自然に治ることはなく、中身を自分で押し出そうとすると周囲に感染が広がり悪化することがあるため、気になる場合は絶対につぶさないでください。感染する前、まだ小さいうちに摘出するほうが傷跡も小さく、治療期間も短く済みます。「様子を見ているうちに大きくなった・赤く腫れてきた」という場合こそ、早めのご相談をお勧めします。

※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。

当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。

この記事の執筆・監修

野

木花のむら総合診療所 院長 野村 信介

防衛医科大学校卒/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本医師会認定健康スポーツ医

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