ぎっくり腰 (急性腰痛症)
重い物を持ち上げた瞬間、急に腰が抜けるように痛む「ぎっくり腰」。多くは数日〜数週間で改善する、過度に心配しなくてよい痛みです。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
重い物を持ち上げた瞬間や、急に体をひねった時等に、腰に急激な痛みが走る状態を指し、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。いわゆる「ぎっくり腰」は欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれるほど、突然で強い痛みが特徴です。原因の多くは、腰の筋肉や靱帯の軽い損傷等で、画像検査をしても特定の異常が見つからないことがほとんどです。発症後4週間以内の腰痛を急性腰痛、3か月以上続くものを慢性腰痛と区別します。
検査方法
問診・診察で、足のしびれ・排尿排便の障害・発熱・体重減少等の「危険なサイン」の有無を確認します。多くの急性腰痛では、これらのサインがなければ、画像検査(X線・CT等)を急いで行う必要はないとされています。危険なサインがある場合や、痛みが長引く場合には画像検査を検討します。
治療法
痛み止め(内服・湿布等)で痛みを和らげながら、「安静にし過ぎず、できる範囲で普段通りの生活を続ける」ことが、回復を早めることが分かっています。コルセット等で一時的に腰を保護することも選択肢になります。多くは数日〜数週間で自然に改善します。下肢のしびれ・脱力、排尿排便の障害を伴う場合には、神経の圧迫(腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア等)が疑われ、専門的な評価を行います。
💡 一口メモ
「ぎっくり腰になったら絶対安静」というイメージを持たれがちですが、実際には安静にし過ぎるとかえって回復が遅れることが分かっており、痛みに応じて早期から普段の生活に戻ることが推奨されています。足のしびれ・力が入らない、おしっこ・便の調子がおかしい等を伴う場合は、通常のぎっくり腰とは異なる可能性があるため、早めにご相談ください。
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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