急性膀胱炎
細菌感染により膀胱に炎症が起こる病気で、頻尿・排尿時痛等を起こします。女性に多くみられます。
このページでご紹介している疾患は、基本的にすべて当院で診療いたします。病状によって、特に高度な専門治療が必要と判断した場合に限り、連携する医療機関へご紹介することがあります。なお本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、診断を行うものではありません。実際の診断・治療には受診が必要です。
病態
多くは大腸菌等の細菌が尿道から膀胱に入り込み感染することで起こります。女性は尿道が短く、肛門との距離も近いため男性より感染しやすいとされ、頻尿、排尿時痛(特に排尿の終わり頃に痛む)、残尿感、尿の濁り等の症状が特徴的です。性交渉・水分摂取不足・排尿を我慢する習慣・生理用品の長時間の使用等が誘因になることもあります。発熱や腰背部痛を伴う場合は、腎盂腎炎(腎臓まで感染が広がった状態)に進行している可能性があり、注意が必要です。
検査方法
尿検査(尿中の白血球・細菌の確認)が基本の検査です。試験紙による迅速な簡易検査でおおよその見当をつけ、必要に応じて尿培養検査で原因菌を特定し、治療薬の選択に役立てます。発熱や腰背部痛を伴う場合は、腎盂腎炎への進行を確認するため、血液検査や超音波検査を追加することもあります。
治療法
抗菌薬の内服が基本の治療で、多くは数日以内に症状が改善します。水分摂取を増やすことも排泄を促し回復を助けます。市販の痛み止めで様子を見ているうちに悪化してしまうケースもあるため、症状が続く場合は自己判断を続けず受診が勧められます。症状が改善しても指示された期間はきちんと内服を続けることが、再発予防の観点からも大切です。
💡 一口メモ
「我慢していれば治る」と放置すると、腎盂腎炎に進行し発熱等の全身症状を起こすことがあります。頻尿・排尿時痛等の症状があれば、早めにご相談ください。短期間に何度も繰り返す場合は、背景に別の原因が隠れていないか評価が必要になることもあります。
出典
- JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会「JAID/JSC感染症治療ガイド2019(尿路感染症・男性性器感染症)」
※ 本ページの内容は一般的な医学情報の紹介であり、個々の患者さんの診断・治療方針を示すものではありません。実際の診断・治療方針は、受診のうえ医師が症状・経過・検査結果を踏まえて判断します。治療の効果や必要な薬剤・処置には個人差があります。
当院は2027年10月1日開院予定で、現在は建設準備中のため診療を行っておりません。 今、急な症状でお困りの方は、宮崎市の休日・夜間急病センターや#8000(子ども救急医療電話相談)等の情報をご利用ください。
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